プライオリティパスに関する疑問

格安の年会費でプライオリティパスを持てるクレジットカードは?

プライオリティパスというのは海外の空港ラウンジを使えるパス、会員証とでも言うべきパスです。あらゆる空港ラウンジを使えるわけではありませんが、世界の約500ヵ所の空港で合計1000ヵ所以上のラウンジを使うことができますから、事実上、このパスを持って海外の空港に行ったときに使えるラウンジが全くないということはよほど小規模の辺鄙な空港を除いてまずないと言ってよいでしょう。しかも使えるラウンジの数は今もなお増加を続けています。

このプライオリティパスは、このパスのウェブサイトから直接申込むことも可能ではあるものの、それはあまり賢いやり方とは言えません。プライオリティパスは実はかなり値段が張るのです。ランクは3種類あって、下からスタンダード、スタンダードプラス、プレステージです。スタンダードは年会費99ドル、ラウンジ1回ごとに27ドルかかります。スタンダードプラスは年会費が一気に上がって249ドルとなりますが、年に10回までは無料で入室することができます。その後は1回ごとに同じく27ドルです。年会費の差は150ドルですから、入室回数でいうと6回入れば元を取ることができます。プレステージは年会費399ドルとなりますが、回数制限なしに何回でも無料で入室可能です。スタンダードプラスとの会費の差は同じく150ドルですから、さらに6回、つまり年に12回以上使う人であれば元を取ることができるようになっています。

全体的に見て、決して格安とは言えないことが分かるでしょう。年に数十回もラウンジを使うような人はよほど特殊な人だけでしょうから、普通に考えて1回あたり日本円で数千円程度はかかるわけです。ただしこれは本人だけで、同伴者は常に1回あたり27ドルの有料で入室可能です。有料とはいってもこちらは年会費がかからないことを考えると、むしろ同伴者のほうが割安になるケースも多いかもしれません。

しかし、さきほど直接申込むのがあまり賢いやり方ではないと言ったとおり、実はクレジットカードの中には、カードを持つことでプライオリティパスの年会費を支払うことなくパスを持てるカードが存在します。例えば楽天プレミアムカードは年会費1万円でプレステージ資格が得られます。ただし本会員のみで、家族会員はパスの発行資格はありません。家族会員も含めてパスを発酵したいなら、MUFGプラチナカードがあります。これは家族会員も含めてプレステージ資格が得られます。

プライオリティパスの発行できるおすすめのクレジットカード

プライオリティパスというのは世界の空港ラウンジが利用できる会員証といったイメージです。空港ラウンジ、とくに海外の空港ラウンジを利用したことが一度でもある人ならば、ここがいかにおすすめの場所か、利用したいと思える場所であるかが分かるでしょう。大規模な国際空港のラウンジといえば、もちろん空港によっても違いはありますが、単に限られた人だけのための待合室といった域をはるかに越えています。

単にゆったりと落ち着いて搭乗までの時間を過ごせるというだけには留まらず、ビュッフェ形式で食事ができるところも多いです。その国ならではの名物料理が提供されている場合もあります。飲み物に関しては全てフリードリンクです。ソフトドリンクはもちろんのこと、アルコール類も多種多様なものが用意されていたりします。

さらには無料のwifi、PCやタブレットやスマホのための電源コンセントやPCを快適に利用するためのデスク、ネット接続されたPCの無料利用のほか、プリンターまで用意されていることもあり、仕事をする環境さえも十分に整っていたりします。さらに、乗り継ぎ客や深夜便に搭乗する旅客にとってはありがたいことにシャワー設備があるラウンジもあります。

大規模なラウンジになればなるほど、搭乗までの時間をゆったりと有意義に過ごしたいというのは共通した思いであっても、個々に見ると食事をメインとしたい人、飲み物を片手に同行者との時間を過ごしたい人、あるいは単にできるだけ体を安めたい人など、様々な人たちが利用しています。そのためにエリアもいくつかに区分されていて、利用シーンにできるだけ合った座席が用意されていることも多いです。

このようなラウンジの多くは、単にカウンターで利用料金を支払っても入室できないことがほとんどです。ただお金を出しさえすれば使えるというものでもないのです。入室資格を得るための方法の一つがプライオリティパスで、この会員証があれば多くの空港ラウンジを利用できるのです。このプライオリティパスは普通にこのパスのウェブサイトから申込むこともできますが、それよりおすすめの方法があります。それはクレジットカードの特典として発行することで、はっきり言ってクレジットカードの年会費よりも価値の高いプライオリティパスが手に入るのです。そのようなクレジットカードの例としては楽天プレミアムカードやMUFGプラチナアメックスカードなどがあります。

プライオリティパスで国内ラウンジは使えるの?

プライオリティパスでもちろん国内ラウンジも利用できます。しかし、利用できるとは言ってみたものの、あまり大手を振って問題なく使えますよとは言えないこともまた事実です。というのも、利用できる国内空港はかなり限られているからです。日本には多くの空港がありますが、そのうち利用できるのは成田空港、中部空港、関西空港、福岡空港の4つだけです。しかもこのうち中部空港と福岡空港のラウンジは国際線ターミナルにあり、手荷物検査も出国審査も済ませた後のエリアにあります。これは国際線に搭乗しようとする旅客には便利である反面、国内線に搭乗しようとする旅客は使いたくても全く使えないということになってしまいます。

ということで、プライオリティパスは国内でも使えますが、さして使い勝手は良くはないと言わざるを得ません。もし国内線主体で使いたいということであれば、プライオリティパスを持つよりもむしろクレジットカードのゴールドカードを持つことをおすすめします。ゴールドカードがあれば日本全国のかなりの空港でラウンジを利用できるからで、しかもコストの面でもゴールドカードのほうがはるかにプライオリティパスよりも安価に手に入れることができるはずです。

プライオリティパスの真の価値は実は海外にあります。ゴールドカードではまず使えない海外の空港ラウンジを利用できるのが最大のメリットなのです。パスが使えるラウンジは計1000か所以上、空港の数でも500か所以上に及びます。よほど辺鄙な地方空港にでも行かない限り、主要空港ではほぼ間違いなく使えるといってよいでしょう。

しかも、搭乗する航空会社や利用する座席のクラスを選びません。大手航空会社に乗るときであっても、格安航空会社に乗るときであっても利用できるのです。ビジネスクラスを利用する場合は航空会社のラウンジが使えるでしょうからあまりこのパスの値打ちは感じられないかもしれませんが、エコノミークラスであっても、もちろん正規運賃ではなく割引チケットであっても利用できます。ツアーで団体行動をしているときであっても問題はありません。疲れ切った他のツアー客を尻目に悠然とラウンジに向かい、搭乗までの時間をゆっくりと過ごすことができるのです。

このような有用なプライオリティパスは直接申し込むこともできるものの、クレジットカードの特典として申し込むルートも用意されています。そちらのほうが低コストのことも多いです。

クレジットカードの解約後にプライオリティパスはどうなるのか?

プライオリティパスの入会資格が得られるクレジットカードがありますが、もし、プライオリティパスを入手後、その入手のために使ったクレジットカードを解約してしまうとどうなるのでしょうか、プライオリティパスは使えないことになってしまうのでしょうか。これは、簡単に言うといきなり使えないということにはなりませんが、いつまでも使い続けられるということでもありません。どういうことなのか、少し説明しましょう。

このパスの入会資格を得られるクレジットカードはプラチナカードクラスのカードであることが多いでしょうが、そのカードに申込み、審査を経て発行されたとしても、それだけで自動的にこのパスが発行されたりもらえたりするわけではありません。審査を経て無事にカードが発行された時点で、カードの特典としてこのパスへの入会資格が得られるので、その特典を利用してパスに申込むということになります。プライオリティパスのほうはクレジットカードと異なって特に審査はありませんので、申込めば普通にパスが発行されます。そしてここからが重要なポイントで、パスの有効期限は1年間です。パスはあくまでもクレジットカードとは別物で、カードを持っていないとパスは使えないなどということはありません。ですから、特典を活かしてパスを発行した後にカードを解約してしまってもパスまで無効にはならないのです。1年間の有効期間の間は涼しい顔をしてパスを使い続けることができます。

しかし1年の有効期間が過ぎた後は話が別です。パスは自動更新ではありませんから、有効期限が切れた後にも使い続けたいのであれば再発行する必要がありますが、その際にクレジットカードの特典を利用したいのなら当然ながらその時点でそのカードを保有している必要があります。ですから、カードを解約してしまったら、パスの有効期限が切れた後、最長でも1年後にはもうそのパスを使い続けることはできなくなってしまうということになります。

となると、例えば初年度年会費無料のカードで、プライオリティパスの入会資格が得られるようなカードはないのかと考える人も出てくるかもしれません。もしそういうカードがあれば、入会と退会を繰り返すことで事実上無料でプライオリティパスを使い続けることができることになります。しかし、プラチナクラスのカードではさすがに初年度のみといえども年会費無料のカードは存在していないようです。

海外に行くなら!プライオリティパスや海外旅行保険付帯のクレジットカードを

旅行や出張などで、海外に渡航する機会が多い方の場合は、プライオリティパスや海外旅行保険の付帯したクレジットカードがおすすめです。年会費が無料のカードにも海外旅行保険が付帯している物もありますが、有料のカードやゴールドカード以上の上位クラスのクレジットカードであれば、プライオリティパスへの加入サービスが付いている場合があります。

海外旅行保険とは、海外に行った際に病気やけがをした際の治療費が補償できる旅行傷害保険や、持ち物や購入した物が盗難や紛失、破損の被害に遭った場合に被害額の補償ができる旅行損害保険がセットになっていることが多いです。自動付帯の場合は、クレジットカードを保有しているだけで、自動的に保障される物です。一方、利用付帯の場合は、旅行費用や購入した品物がある場合、該当するクレジットカードで決済をしていないと保険が適用されません。できるだけ、海外旅行保険が付いているカードを使うようにするといいでしょう。

プライオリティパスとは、海外の空港ラウンジを利用できる会員制のサービスで、通常は、個々に申し込みをして、会費を支払わなくては利用ができません。しかし、クレジットカードに加入すると、プライオリティパスに無料で申し込みができる権利が付いている物もあります。カードが手元に届いた後に、インターネットや郵送でプライオリティパスの加入手続きをすると、会員証が送付されます。海外の多くの地域の主要な空港に専用のラウンジが設けられていますので、混雑する空港でも、搭乗までを待つ間にくつろいで過ごせます。受付で会員証を提示すると、ドリンクサービスを初めとして、様々なサービスを受けられるでしょう。

海外旅行保険やプライオリティパス以外にも、国外で便利なサービスが付いている場合があります。日本語が堪能なスタッフが常駐している海外の窓口がある場合は、旅行中にトラブルに巻き込まれた場合にも、相談できる場合がありますし、現地の情報なども教えてもらえることも可能な場合があるでしょう。食事の美味しいお店を紹介してもらうこともできますし、現地での食事の予約やオプションツアーを組むにも手助けしてもらえる場合があります。空港からの荷物の運送等のサービスにも配慮できる所もあります。

クレジットカードの中には、旅行関連のサービスに力を入れている発行会社もあります。海外旅行に行く方は、できるだけ旅行に強みがある会社のカードを選び、1枚は保有するようにするといいでしょう。