プライオリティパスを発行する前におぼえておくこと

プライオリティパスの会員ランクを徹底開設!

海外を中心とした空港のラウンジを利用できるプライオリティパスには3つの会員ランクがあります。下から順にスタンダード、スタンダードプラス、プレステージです。会員ランクというと、全員がまずは最も下から始まって、よくそのサービスを利用している得意客だけがより上位のランクに上がれるといったイメージを持つかもしれませんが、プライオリティパスの場合はそういう仕組みにはなっていません。

価格の安いものから順番になっているだけで、申込者個人としては3つのうちのどれを選ぶかは全く自由です。始めてプライオリティパスを使う人がいきなり最上位のプレステージを申込んでも、料金を支払う限りは何の問題もありませんし、どれだけよくこのサービスを利用しようがスタンダードを使い続けるのもまた個人の自由であり、会社側が自動的に会員ランクを引き上げてくれるといった性質のものではありません。

つまり、3つはそれぞれに価格や使い勝手が異なるので、自分にあったサービスを自分で選ぶことが最も大事になります。単純にいうと、あまりラウンジを利用しない人であればスタンダードが最もお得になり、非常によくラウンジを利用する人であればプレステージが最もお得になるという感じになっています。スタンダードプラスはその中間です。

具体的に説明しますと、スタンダードは年会費99ドルで、ラウンジ利用1回ごとに27ドルがかかります。利用回数が年に5回までの人はこれが最もお得で、単価としては利用1回なら126ドルとなりますが、5回なら46.8ドルまで下がります。

次のスタンダードプラスは年会費249ドルで、年に10回までは追加料金無しでラウンジを利用でき、11回目からは1回ごとに27ドルです。利用回数が年に6回から15回までの人はこれが最もお得になり、単価としては6回なら41.5ドル、15回なら25.6ドルになります。もし5回であれば単価49.8ドルになってしまい、スタンダードのほうがお得になってしまいます。

最後のプレステージは年会費399ドルで、回数制限なしに何度でも無料でラウンジを利用できます。年に16回以上もラウンジを利用する人であればこれがお得です。単価は16回利用なら24.9ドルで、後はもちろん使えば使うほど単価は下がっていきます。もし15回しか利用しないのであれば単価は26.6ドルとな、スタンダードプラスのほうがお得です。ちなみにパスを持たない同行者は常に1回あたり27ドルとなります。

世界1,000か所の空港ラウンジが使えるプライオリティパスを発行できるクレジットカード

プライオリティパスというのは世界1,000か所の空港ラウンジが使える会員証的なパスです。とくに海外旅行の多い人、ただし多いとはいっても航空会社のマイレージクラブの上級会員になるほどではない人は是非とも持つことを検討する価値があるでしょう。空港ラウンジというのは混雑する空港でほっとするひとときをもたらしてくれます。ラウンジが使えるのと使えないのとでは、空港での、ひいては海外旅行そのものでの心の持ち方が大きく違ってくることでしょう。

世界中の1,000か所で使えるということは、普通の日本人が旅行に行くようなところではだいたい使えると思って間違いありません。しかもその数は年々増え続けています。少し前まで800か所や900か所と言われていたときもありましたが、今ではこのように1,000か所と言われるようになっています。

ただ、国内旅行メインの人にはさして有難味がないかもしれません。あくまで目は海外に向いていますので、国内ではこのプライオリティパスが使える空港は現在4つだけしかありません。東京成田、中部国際、関西国際、そして福岡の4空港だけです。海外旅行の多い人向けということの意味がここでも見えてくるでしょう。

このプライオリティパスは、普通にこのパスのウェブサイトから申し込むこともできますが、それはあまり考えないほうがよいでしょう。というのも、クレジットカードの特典として申し込んだほうが全体としてはるかに安くなるケースがあるためです。

パスの会員証には3つのプランがあり、どれか1つを選ぶことになりますが、最も年会費の安いスタンダードプランでも年に99ドルします。しかもこのプランではラウンジ利用ごとに27ドルがかかります。最も年会費の高いプレステージプランになると、ラウンジ入室ごとの料金は一切かかりませんが、年会費は399ドルになります。

ところがクレジットカードの中には、カードの年会費がプレステージプランの年会費よりも安いうえに、カードを持っているだけでプレステージプランに無料で入会できるカードもあります。何かちょっとおかしいのではないかと思えるくらいかもしれませんが、決して間違いでも詐欺でもありません。例えば楽天プレミアムカードはそのようなカードの一つです。カード年会費税別1万円で、プライオリティパスのプレステージプランに追加料金なし、年会費無料で入会することができる非常にお得なカードです。

コスパ良くプライオリティパスを持てるクレジットカードがある!

プライオリティパスは持っていると世界中の空港ラウンジが利用できますが、これは普通に入会しようとするとかなりの出費となります。このパスには3つのプランがあり、自分にあったものを選ぶことになりますが、最もベーシックなスタンダードプランでも年会費99ドルで、しかもラウンジ利用1回あたり27ドルを別に支払わなければなりません。年に1万円を超えるような会費を支払った上で、かつ1回の利用ごとに3000円程度かかるのです。確かに空港ラウンジ、しかも海外での空港ラウンジは魅力的ではありますが、これだけのお金の出すのであれば空港内の他の施設を利用することを考えてもよいレベルかもしれません。

残る2つのプランについても似たようなもので、年会費249ドルで10回まで無料、11回目から27ドルかかるスタンダードプラス、そして年会費399ドルで無料利用回数制限なしのプレステージがあります。年に10回も海外の空港ラウンジを利用するというような人はかなり少数派でしょうから、どのプランであってもそこまでコスパ良好とは言えないわけです。

ところが、プライオリティパスを持つ方法は実は別にもあります。それは、クレジットカードの特典としてパスを持つことです。クレジットカードの中には、プライオリティパスの年会費が無料で発行できるというありがたいカードがあるのです。そのようなカードであれば上に書いたものよりはるかにコスパ良くパスを持ち、ラウンジを利用できることになります。

例えば楽天プレミアムカードは、クレジットカードの年会費税別1万円だけで、プレステージのプライオリティパスを発行できます。税別1万円のみで海外の空港ラウンジが使い放題になるというわけで、本来は399ドルつまり4万円以上もすることを考えれば一気にコスパは4倍に跳ね上がります。こうなるともはや海外に年に1, 2回程度でも行く人であれば十分に検討に値するレベル、3回以上も行くような人であればむしろ持っていないと損とさえ言えるレベルかもしれません。

しかもこれはプライオリティパスのことだけしか考えていません。楽天プレミアムカードそのもののサービスや特典は一切計算に入れていないわけです。コンシュルジェサービスとか、有名レストランで2名以上で予約すれば1名分無料になるといったサービスも付いてくることを考えれば、このクレジットカードがいかにお得なカードかというのは改めて強調するまでもないでしょう。

クレジットカードで発行できるプライオリティパスに有効期限はあるの?

クレジットカードで発行できるプライオリティパスに有効期限はあるのでしょうか。答えはあります。クレジットカードの特典として発行できるプライオリティパスでも、またパスそのものを直接申し込んでも、有効期限は1年間です。1年経過すれば無効となり、継続して利用したい場合は再発行が必要になります。もちろんその際は再度年会費が必要ということになります。

ただし、クレジットカードの特典としてプライオリティパスを発行している場合、パスの年会費が無料になるカードなのであれば、確かに有効期限は1年間であるものの、期限が切れれば同じく年会費無料でパスを再発行できることになります。クレジットカードそのものについて年会費を支払って継続して保有している限りは、継続してプライオリティパスも発行できるということになります。

ちなみにプライオリティパスには特に審査はなく、誰でも自由に入会できますが、年齢は18歳以上である必要があります。パスを持っている本人と同行している際には、パスを持っていない人も有料で利用できます。料金は一人1回あたり27ドルです。なお18歳未満の子供は割引になることがあります。パスを持つ人に同行しているのでない限り、パスを持たない人は料金を支払っても入室することはできません。

プライオリティパスを家族と一緒に持ちたいという場合、本人がパスの会員となっていれば、家族会員はスタンダードパスの年会費が通常の半額になるというサービスがあります。つまり、スタンダードの年会費99ドルが半額となるわけです。スタンダードでは利用ごとに27ドルがかかりますから、パスを持つ本会員と同行して利用する場合の料金と全く同じです。つまり、パスを持つ本会員と同行して利用するケースだけなのであれば、家族会員がこのサービスを利用してスタンダードパスを持つ意味は全くありません。半額になるとはいえ、年会費分だけが無駄になるからです。ただし、家族会員が本会員とは別に利用する可能性があるという場合には、このサービスを利用してスタンダードパスを発行する価値はあるかもしれません。

なお、クレジットカードの中には、クレジットカードの家族会員に対してもこのパスを発行できる特典が付与されているもののあります。いずれにしてもプライオリティパスには1年間という有効期限があり、継続して利用したい場合には再発行をしないといけない仕組みになっています。

プライオリティパスや海外旅行保険の付帯したクレジットカード!

海外出張や海外旅行の多い人にぜひとも検討してもらいたいものが、プライオリティパスや充実した海外旅行保険が付帯したクレジットカードです。海外旅行保険はともかくとして、プライオリティパスというのは聞いたことがないかもしれませんが、これがあれば世界中で空港ラウンジが利用できるのです。空港、特に国際線の場合は、空港にはかなりの時間の余裕を持って出かけるでしょう。さらには乗り継ぎなどがあれば相当に待ち時間が発生することもあります。また、海外であれば特に、飛行機の遅れというのも日常茶飯事です。つまり、空港でかなりの長時間待つことになるケースが多いということです。

こういう場合、ラウンジはその待ち時間を思い思いの方法で有意義に過ごすことができます。例えば軽い食事をしたり、お酒を含む飲み物を飲んだり、インターネットを利用したりシャワーを浴びたり、あるいはただ単に静かにくつろぐということも可能です。ラウンジによっては用意されていないサービスもありますから、ここに挙げたことの全てがどのラウンジであっても可能なわけではありませんが、基本的にはただ単に時間をつぶすのではなく、有意義に過ごせる場所なのです。

国内のラウンジであれば、実は入室はさして難しいことでも何でもありません。クレジットカードのゴールドカード以上のカードがあれば無料で入室できますし、有料で入室する場合でも料金は1000円程度です。まあその代わりに設備やサービスも極めて限定されており、無料のソフトドリンクくらいしかありません。ただ、海外であればこれとはかなり異なります。ゴールドカードでは入室できませんし、その都度お金を払っても入室できないことがほとんどです。

そこで登場するのがプライオリティパスということになりますが、このパスを持てるクレジットカードがあります。ゴールドカードでは入室できないと言っているのですから、パスを持つにはゴールドカードでは無理なことは当然で、それよりもワンランク上のプラチナカードのサービスになります。多くのプラチナカードクラスのカードが、このプライオリティパスが発行できることをうたい文句にしています。また、プラチナカードであれば充実した海外旅行保険も付帯しています。これがあれば、別に海外旅行保険に入る必要はほぼありません。年に複数回も海外に行くような人であれば、このパスと海外旅行保険だけで年会費分くらいの価値は十分にあることでしょう。